ホームインスペクションの必要性

ホームインスペクションの必要性

ホームインスペクションとは住宅診断のことを言います。住宅診断士が住宅の状況について診断し、修繕の有無などをアドバイスするものです。建物の外壁や内観、床下の劣化具合、また雨漏りがないかなどを目視で確認することが基本となります。
2018年4月より、ホームインスペクションについて不動産会社に義務化された項目が3点あります。
1つめは、不動産会社は物件を販売する際に、ホームインスペクションというものがあること、業者の斡旋ができるかどうかを買主に説明することです。
2つめは、ホームインスペクションが行われた場合、その結果を買主に説明しなければならないということです。
3つめは、売買契約を締結する時に、買主と売主に建物が現在どういう状況であるかを書面で説明する必要があるということです。
住宅診断を行うことで、買主は安心して購入することができ、売主も販売後のトラブルを減らすことができるため、今後必要性が高まってくる制度です。

試験対策でおすすめの勉強法

ホームインスペクションの勉強は、参考書とWEB講習を活用するのがおすすめです。
参考書はネット通販や大型書店に行けば、さまざまな種類が販売されています。ネット通販ならレビューを見ながら、大型書店なら店頭で確認してから良さそうな参考書を選ぶと良いでしょう。周囲にホームインスペクションの資格取得を目指した経験がある人がいれば、使用する参考書についてアドバイスを求めるのも良いです。また協会が監修した過去問やテキストも販売されているので、これらも参考書としておすすめできるでしょう。WEB講習会は毎年9月上旬頃になると、協会のホームページで購入することができます。ネット上で講習を受けることができるので、スケジュールを調整し指定の場所で受ける必要はありません。自宅など受けやすい場所で受けられるので、多くの人にとって利用しやすい講習会となっています。参考書やWEB講習会を使う勉強法は、ホームインスペクションの基本です。