知っておきたいホームインスペクター

ホームインスペクション講習

ホームインスペクション講習

ホームインスペクション講習 2018年4月から、中古住宅の取引の際に義務付けられるようになったホームインスペクションの需要の高まりにより、建築士などで講習などを受けてホームインスペクションの業務に携わるという人が増加傾向にあります。
ホームインスペクションの実務にあたるには、今まで培った技術を最大限活用することはもちろん、さまざまな知識が必要になります。その知識を学ぶために、新しくこうした業務に携わる人向けのものや、新制度前に資格を取得した人向けの講習が存在します。その両方で、既存の住宅の流通市場の現状や最新の国の政策、遵守事項などを学ぶのが最初のコマの主な内容です。次のコマで既存住宅の状況調査方法の基準などより実践的な内容や、検査機器や実際に合った最新の住宅の瑕疵の実例などを学びます。こうしたさまざまな知識は知るだけでなく、実際のホームインスペクションの場で使いこなせなければ意味がありません。そのため、実践で使い道があるようなものを厳選した講義が行われます。

ホームインスペクションで物件を比較

ホームインスペクションで物件を比較 ホームインスペクションとは、住宅診断であり、住まいの健康診断というべきものです。宅建業法の改正で、2018年4月より、中古物件の売買時にはホームインスペクションの告知義務が課せられています。
ホームインスペクションを行う住宅診断士は、公平な立場で住宅診断を行う為、買主・売主どちらの側でもなく、単に客観的事実を伝えてくれます。良いところも悪いところも、調査で得た内容を正直に伝えてくれるこの方法は、物件の比較に大変有意な方法であり、積極的に利用したいものです。購入前の住宅の下見で、「大丈夫だろう」と曖昧な判断をしてしまっては、後々のトラブルや後悔につながってしまいます。一般的に住宅の寿命は30年~50年程度と言われていますが、台風や地震等の天災や、住宅の使用のされ方により、30年未満となる事もあります。従って築年数が浅いと安心せず、どのような物件でも、ホームインスペクションによる比較は必須なのです。