知っておきたいホームインスペクター

ホームインスペクターには技能・知識のほかにも高い倫理観などが求められます

ホームインスペクターの資格

ホームインスペクターの資格 ホームインスペクターとは住宅診断のプロであり、建築・不動産取引・住宅居診断方法などにおける一定以上の知識や高い倫理観を有することを消費者に明示するためにJSHIが認定会員として付与する民間資格です。
住宅全体の劣化状況か欠陥の有無を目視でチェックし、メンテナンスすべき箇所やその時期、費用などを「中立の立場」でアドバイスする専門家であるホームインスペクターは、いわゆる住宅のお医者さんとして全国で活躍可能です。
建築士などの専門知識を持たない方でも、現場の知識など、必要とされる知識や経験を身に着けることで活躍できます。
国家資格ではありませんが、建築や不動産関連の業務に携わることの出来、主に劣化診断という専門分野に絞った、より専門性が高い知識が必要となります。
試験に合格したら、JSHI公認の認定会員に入会手続きを行い、一定の知識やモラルを保って業務を行なえるよう協会の教育を活用していく事が出来ます。

家の状態を診断するホームインスペクターの資格

家の状態を診断するホームインスペクターの資格 ホームインスペクターという資格は、住宅診断についての知識を持つ民間の資格です。
中古住宅の売買をするときには、不動産業者がホームインスペクション(住宅診断)の調査結果について告知報告をすることが義務付けられるようになりました。
それによって、将来的にどの部分に修繕が必要になるのか、重大な欠陥はないのかといったことを買主も売主も知ることができます。
ではホームインスペクターはどのようにすればなれるのかというと、認定団体の試験を受けることでなれます。
年齢や学歴などは不問ですから誰でも試験費用さえ支払えば受験ができます。
試験は建物の構造や設備の名称、劣化の判断などホームインスペクションに関わる問題を4択一式で50問出されます。
問題の分野ごとに合格基準点があり、それを満たせば合格です。
受験者に対して合格者はおよそ3割前後ですから、いくら業界で働いた実績がなくても受験できるとは言え、何も勉強せずに合格できるものではありません。